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料理本 > 奄美の食と文化
料理本
◆出版経緯
奄美の情報誌「ホライゾン」は、1995年の創刊よりさまざまな観点から奄美の自然と文化、人々を取り上げ、発信してまいりました。なかでも「食」は大きなテーマであり、奄美群島各地の食材や郷土料理・行事食に出会うたび、そこには奄美群島の歴史が内包されており、「食は文化」であることに、あらためて気付かされてまいりました。
また、郷土料理研究家の久留ひろみ氏には、同誌の連載「もうひとつの郷土史—食—」を長年にわたり、担当していただきました。
こうしたなかで、奄美の食に関するものをまとめたいという私どもの思いと、若い人々へ奄美の素材を活かした新料理も提案したいという久留氏の思いが合致し、南日本新聞社の多大なる御協力を得、5年の歳月をかけて、ようやく完成に漕ぎ着けた次第です。
今後の奄美料理の手引書にして頂けましたら幸いです。
◆特徴
①奄美の行事食風景を写真で解説
②奄美の調味料・食材(野菜•豆・芋•魚介類・海藻・豚肉・鶏肉・飲料・果物)を各種類ごとに、歴史や旬、栄養、保存方法などを解説
③誰でもわかりやすいオールカラーのレシピつき
④巻末に、ホライゾンで御協力いただいた奄美群島の料理名人レシピを御紹介
⑤奄美食材の取り寄せができる店を紹介
⑥奄美の歴史に造詣の深い原口泉志学館大学教授に、「奄美の食文化」と題して、ご執筆いただきました。
⑦発酵学の権威である小泉武夫先生(東京農大名誉教授)が奄美の食を絶賛していらっしゃるため、帯の文章を書いて頂きました。
