クロウサギの独り言

昼のお友達

この前は、よるの仲間のことを書いたけれども昼にも僕の友達は多いんだよ。
ルリカケスのヒョシャ君は大の仲良し、僕の巣穴を覗いたりしてよく遊びにやってくる。
でも昼間は僕らは巣穴で寝ているときだからなかなか会えないんだ。

明け方ぼくらが巣穴に帰る頃や、夕方巣穴から出るときヒョシャくんたち昼間の仲間と会ってはなしができるんだ。
ヒョシャくんの仲間は綺麗な姿をしているわりには鳴き声がギャ―ギャ―と鳴くので声がちょっとって言われるんだ。

でも本当は、綺麗な声を持っているんだよ。
特に子育てをしている時には子どもを呼ぶとき「クークー」と可愛い声を出す。
ギャ―ギャ―は危険が迫った時等鳴く声なんだよ。

だから、ヒョシャくんたちがギャ―と鳴きだしたら、僕らにも危険が迫っているよって教えてくれているんだ。
昔からこうやって森の仲間は助け合って生きてきているのさ。
つぎは、アカヒゲのハーヒギくんを紹介しよう。