ホライゾン19号がようやく到着いたしました。
こんな薄い冊子なのですが、完成するまでにはホント、長い時間がかかりました。
今回の目玉はシマ料理と、奄美の島々の成り立ち。
これらはお互いは、あまり関係はないのですが、わたしにはとても興味があるものたちです。
巻頭の出水沢さんのエッセイでは魚汁(おいしそう!)から始まり、笠利の佐仁料理(ブタミシ料理がこれからの郷土料理に花にしたいです)、
島豚料理(島豚を復活させ、ブランド品にしたいです)、島のお菓子(ふくらかんつくりの達人がつくるふくらかんはすごい!!)などなど。
時間も経費もかかりましたが、だからこそ、いろいろ勉強できて面白いですねえ。
で、味をしめて?次回は野菜や果物、調味料などを含めた健康素材をやってみたいです。
食はホント面白い。
食にまつわる文化もあまり資料がないので、素材や料理の歴史、はたまた交流史などもやってみたいですね。
いろいろな方にコメントや研究成果をいただきながら、やりたい。それには、ホライゾンではページが少なすぎて駄目です。
なんて話を観光連盟の花井さんにしてまいりました。時間とお金はかかるけど、煮詰めていくなかで私たちも含め、島の人々が島を見直すいい機会になると思うのです。
で、島々の天地創造は、これは専門家の人がみてもまったく地質学に興味がない方でも、読みすすめていけるように配慮いたしました。
当の加藤祐三先生(琉球大学名誉教授)ですら、奄美だけをこうして扱ったものはないから、生徒たちにも読めとすすめるとのこと。
やはり、強引にお願いした甲斐がありましたよ~。
服部正策さんの生物の来た道も、奄美の生物がどうしてこんなに固有種が多いかがわかり、面白いです。
そうそう、新しく始めた町 健次郎さん(瀬戸内町学芸員)の文章はとても面白いです。
いやあ次を早くも読みたいです。
芳賀先生の井之川の浜下れの写真も迫力がありますよねえ。
昔と今の井之川の浜の違いをわかる方もいるでしょう。
それからホライゾン倶楽部を一番初めにみる方もいるようですし、広告をひとつの情報としてみている人もいるようです。
どこから広げても奄美の世界が満載。だから、台風のときには、テレビではなく、このホライゾンを読んでね!